2011年9月22日,高知県安芸市でセアカゴケグモが発見されました.その後の調査で,約30個体と卵嚢が確認されました.
経過
1.9月22日6時50分頃,安芸市千歳町の海岸を散歩していた宗我部修氏が波打ち際に落ちていたブイに付着していたクモを発見.国久康之氏が携帯で撮影,届出. 2.高知県より写真による照会を受けた,環境省中国四国地方環境事務所(岡山市)はこのクモをセアカゴケグモと同定. 3.9月23日,高知県環境共生課現場に注意を喚起する看板を設置.また,同課および安芸署は現地を調査して,側溝から雌雄11個体を発見・駆除.周辺に薬剤を散布. 4.9月26日,県安芸土木事務所は現地の一斉清掃を実施. 5.10月6日,県はクモ学者の西川喜朗氏(追手門学院大学名誉教授)と外来生物対策の専門家である最上祥成氏(環境省中国四国地方環境事務所)を招いて,現地調査を実施.
公的機関による発表
1.9月23日,高知県環境共生課は公式サイト上で経過を報告し,住民に注意を喚起しました. 2.9月26日,安芸市役所環境課は公式サイトで経過を報告し,住民に注意を喚起しました. 3.高知県環境共生課は,9月22日以降,経過を公式サイト上で公開しました.
本件を扱った新聞記事