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卵嚢はほぼ球形で、直径約6〜10mm。乳白色で、50〜200個の卵を含ます。1匹の雌の巣に含まれていた卵嚢は最大6個で、1卵嚢の卵は88個と177個という観察があります(西川・冨永,1996)。 | 卵嚢はほぼ球形で、直径約6〜10mm。乳白色で、50〜200個の卵を含ます。1匹の雌の巣に含まれていた卵嚢は最大6個で、1卵嚢の卵は88個と177個という観察があります(西川・冨永,1996)。 | ||
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+ | 日本への侵入経路としては、おそらく熱帯〜亜熱帯地域のセアカゴケグモの分布地から、船の積み荷、コンテナー、パレット等について入ってきたと考えられます(西川,1995)。草がまばらに生えた荒地に放置されたパレットには、このクモが巣を作りやすく、その巣の個体あるいは卵嚢がそのまま日本に持ち込まれた可能性が高いようです。卵嚢から孵った幼生が日本の港付近で広がったのでしょう。オーストラリアの研究者によると、キャンベラの個体群の斑紋が今回大阪府で発見されたものによく似ている、というTVの報道がありました。現在まで判明している生息域の広さと個体数の多さから、少なくとも1990年より前に日本に侵入した可能性があります。 | ||
セアカグモという和名もあります(八木沼,1960)。 | セアカグモという和名もあります(八木沼,1960)。 | ||
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[[セアカゴケグモ生態]] | [[セアカゴケグモ生態]] |
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