INSBASE96 のインストールと作業環境の構築

(C)昆虫情報処理研究会 1992-1997. 大阪.


重要

 INSBASE96のベータバージョンをインストールしてお使いの方は,コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]で,ベータバージョンのINSBASE96をアンインストールしてから,本バージョンのインストールをしてください.その際ユーザー登録メニューファイルであるInpMenu.txt,またメモウィンドウのヘッダの定義ファイルDefText.txtなどが削除されてしまうことがあります.これらを保存しておきたいときには,ベータバージョンをアンインストールする前に,別のフォルダへ一時的にコピーをつくっておき,本バージョンをインストール後上書きでコピーして戻してください.なお,環境設定ファイルinsbase.iniはこのバージョンで内容が変更されていますので,古いものは使えません.上記のように別に保存してから上書きして戻す操作は行わないでください.

1. INSBASE96のインストール

 INSBASE96の配布ディスクは,1.44MBフォーマットのフロッピーディスク4枚です.ディスク番号No.1のディスク上にある,setup.exeを起動し,メッセージにしたがってインストールしてください.setup.exeの起動方法はいろいろとありますが,

マイコンピュータ→コントロールパネル→アプリケーションの追加と削除

の順で実行して行くのがよいでしょう.

 インストールを実行すると,スタートメニューにINSBASE96のアイコンが登録されます.配布したディスクにはもう一つのユーティリティプログラムであるMakeMap96.exeが添付されていますが,これはスタートメニューには登録されません.各自で登録するか,次に述べる方法でショートカットを作成してください.詳細はWindows95の解説書を参考にしてください.なお,MakeMap96.exeはファイルエクスプローラからも実行できますので,このプログラムのアイコン登録は必ずしも必要ではありません.

2. 推奨すべき作業環境の構築

 今後の使用上のメンテナンスを考えて,Windows95上につぎのような作業環境をつくることをおすすめします.

1.デスクトップ上にINSBASE96のフォルダをつくる.
 フォルダはデスクトップ上のアイコンも何もない背景の所にマウスカーソルを置いて右クリックしプルダウンメニューを開きます.そして,新規作成→フォルダと選んでいくとデスクトップ上にフォルダがつくられます.

2.このフォルダにINSBASE96とでも名前を付け,ダブルクリックして開きます.

3.自分がインストール時に指定したINSBASE96のインストール先のフォルダを開きます.
 一番わかりやすいのは,デスクトップ上の[マイコンピュータ]を開き,次にドライブ,フォルダと開いていくとたどり着けます.そしてINSBASE96のアイコンがでるまで,次々とフォルダを開いていってください.

4.コピーとショートカットの貼り付けを行います.
 次の各ファイルを,新しく作成したフォルダに「コピー&ショートカットの貼り付け」を行います.まず,INSBASE96のアイコンを右クリックします.そして「コピー」を選択します.次にマウスカーソルを新しいフォルダの中に移動させまた右クリックします.そして「ショートカットの貼り付け」を選びますと,ショートカットのアイコン(左下に矢印のついたアイコン)が張り付けられます.
 同様にして,以下のファイルのショートカットを貼り付けます.

 .exeや.txtなどの拡張子はシステムの状態によっては表示されません.

そして,できれば,このマニュアルをハードディスクにコピーし,この中のinsbase.htmのアイコンのショートカットもそこに登録しておくとよいでしょう.こうしておくと,このアイコンをクリックするだけでいつでもマニュアルが見られます.また将来的には,ここから昆虫情報処理研究会のホームページへもアクセスできるようになります.
これらをすべて含めて,完成すると以下の図のようになります.


デスクトップ上のフォルダ INSBASE96 内につくられたショートカット.

3. 作成したショートカットが示すファイルの意味

 上記で作成したショートカットが指し示すファイルのうち,InpMenu.txtやDefText.txtのアイコンをダブルクリックすると,普通はメモ帳が起動し,ファイルの内容をメンテナンスできるようになります.これらのファイルの意味は後ほど詳しく説明します.InpMenu.txtは,ユーザーが自由に作成できるコンボボックス用のリストの中身が入っています.このファイルをもとにして,種名,地名,採集者などの,従来はマウスで選択できなかった項目をメニュー選択入力できるようになります.DefText.txtは,メモウィンドウの項目のヘッダを定義したファイルです.


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