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ゴケグモ類のメーリングリストが始まる!
セアカゴケグモやハイイロゴケグモが分布を拡大しています。最近でも東京都でセアカゴケグモが見つかりました。関東地方でも普通種となるかもしれません。

ゴケグモ類の分布拡大により、関係機関への問い合わせが増えることと思います。そんな時にこのメーリングリストに入っておけば、最新の情報が得られます。年度途中の参加は無料ですから、ぜひご参加ください。

参加を希望される方は、
gokegumo@gmail.com
へ登録するメールアドレスから「ML参加希望」というタイトルのメールをください。


1: 2006-01-14 (土) 10:19:13 ソース 現: 2015-07-24 (金) 05:36:26 kana ソース
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* ゴケグモ類とは [#sd490cd7] * ゴケグモ類とは [#sd490cd7]
-ゴケグモ類は、正式にはゴケグモ属(Latrodectus Walckenaer, 1805)という分類群に属するクモのことです。+セアカゴケグモを含むゴケグモ類は、正式にはゴケグモ属('''Latrodectus''' Walckenaer, 1805)という分類群に属するクモの総称です。
ゴケグモ属はヒメグモ科(Theridiidae)に属し、世界の熱帯から亜熱帯を中心に暖帯の地域に広く生息しています。世界からこれまで約20種類(未記載種又は不明種を含む)が記録されており、全種が有毒です。ゴケグモ属は、側眼がその直径より広く離れ、上顎に歯はなく、雌の内部生殖器に二つのアレイ形の受精嚢があり、雄の触肢には渦巻状の栓子があり、間突起が大きい、という特徴で他の属と区別されます(Levi(1962))。 ゴケグモ属はヒメグモ科(Theridiidae)に属し、世界の熱帯から亜熱帯を中心に暖帯の地域に広く生息しています。世界からこれまで約20種類(未記載種又は不明種を含む)が記録されており、全種が有毒です。ゴケグモ属は、側眼がその直径より広く離れ、上顎に歯はなく、雌の内部生殖器に二つのアレイ形の受精嚢があり、雄の触肢には渦巻状の栓子があり、間突起が大きい、という特徴で他の属と区別されます(Levi(1962))。
-雌成体の体長は7〜16mm(歩脚は除く)で,ほとんど巣にいるが,まれに巣を離れる.雄は小さくて脚が長く,雌を求めて放浪する.雄は交尾後に雌に食べられることが多いので,「Widow」と呼ばれている.この現象は肉食性の無脊椎動物ではよく見られ,クモにおいても珍しいことではない.他のクモと比較してこの属のクモではその頻度が高い.巣は不規則な網で,糸はきわめて強い.地上を這う獲物はこの糸にかかって,糸の下方が切れるとつり上げられ,糸を何回もかけられたり,もがいているうちに糸でぐるぐる巻きにされて毒液を注入される.巣にはたくさんの獲物,食べかすや落葉等のゴミを糸で付着させてある.驚かされると落ちて足を縮めて死にまね(擬死)をする.攻撃性はなく,牙も短いので,素手で巣にふれたり,つかまえないかぎり,軍手等の手袋をはめていれば咬まれることはない.+雌成体の体長は7〜16mm(歩脚は除く)で,ほとんど巣にいますが、まれに巣を離れます。雄は小さくて脚が長く、雌を求めて放浪します。雌が交尾後に雄はを食うという習性が注目されていますが、この現象は肉食性の無脊椎動物ではよく見られ、クモにおいても珍しいことではありません。
-クモは全て肉食性で,ウスグモ科以外のクモは,昆虫等の獲物を麻痺させる程度の毒をもっている.口の両側に一対の牙を持ち,毒嚢で作られた毒液を毒腺経由で牙に送り,獲物の体内に注入する.この毒液は本来は消化液で,口外消化をして養分を吸収するためのものである.人間に対する攻撃性は本来なく,防御のために咬んでも,牙が小さく,人の皮膚が厚いため毒を注入することができず,人間に重大な危害を与える有害なクモの種類は少ない.日本では,40〜50例のクモによる被害が知られており,そのほとんどがカバキコマチグモ(フクログモ科)による咬症である(原田,1995).その内の2例がヤエヤマゴケグモ,1例がセアカゴケグモによるものである.+巣は不規則な網で、糸はきわめて強いです。地上を這う獲物はこの糸にかかって、糸の下方が切れるとつり上げられ、糸を何回もかけられたり、もがいているうちに糸でぐるぐる巻きにされて、毒液を注入されます。巣にはたくさんの獲物、食べかすや落葉等のゴミを糸で付着させてあります。驚かされると、落ちて足を縮めて、死にまね(擬死)をします。攻撃性はなく、牙も短いので、素手で巣にふれたり、つかまえないかぎり、軍手等の手袋をはめていれば、咬まれることはありません。
-クモの毒の中に含まれる蛋白質には,種により異なるが,アルカリ性ホスファターゼ,エステラーゼ,昆虫に対する毒(アルジオピン等),神経毒(α-ラトロトキシン,β-ラトロトキシン),ホスホジエステラーゼ,プロテアーゼ,キニナーゼ,5'-リボヌクレオチドホスホヒドラーゼ,スフィンゴミエリナーゼD等があり,ゴケグモ属の毒液は強力な神経毒を含んでいる.咬まれると,激痛を伴うが,注入される毒の量が少ないので,死亡する人はまれである. 
-[[ゴケグモ類の毒成分]]+[[世界のゴケグモ類]] 
 + 
 +[[ゴケグモ類の発見]] 
 + 
 +[[セアカゴケグモ解説]] 
 + 
 +[[ハイイロゴケグモ解説]] 
 + 
 +[[クロゴケグモ解説]] 
 + 
 +[[ツヤクロゴケグモ解説]] 
 + 
 +[[アカオビゴケグモ解説]]
[[ゴケグモ類を見つけたら]] [[ゴケグモ類を見つけたら]]
[[ゴケグモ類に咬まれたら]] [[ゴケグモ類に咬まれたら]]


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毒グモ騒動の真実 好評販売中!
目次
第1章 セアカゴケグモの発見と波紋
第2章 ゴケグモとはどのようなクモか
第3章 1996年以降の分布拡大
第4章 社会現象のとしての「毒グモ騒動」
第5章 外来生物としてのゴケグモとのつきあい方
第6章 クモと日本人

セアカゴケグモについては、死亡例もある毒グモということで、発見時点ではセンセーショナルな取り上げ方をされた。一方、分布の拡大が続いているにもかかわらずあまり報道されない現状もある。本書を読めば、具体的にどの程度の危険があるのか等の点も含め詳しい情報を得ることができる。また、巻頭には日本に侵入したゴケグモ類のカラー写真とそれを用いた検索があり、身近で見つけたクモがゴケグモ類であるか否か、ゴケグモであればどの種であるかを見分けることができる。...ゴケグモが見つかっているが、本書によって同定と落ち着いた対処(かまれないように注意する必要があるが、あまり神経質になるほどではない)を取ることができた。この巻頭の部分だけでも学校や公的な図書館に備える価値があると思われる。(教育関係MLより抜粋)


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