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ゴケグモ類のメーリングリストが始まる!
セアカゴケグモやハイイロゴケグモが分布を拡大しています。最近でも東京都でセアカゴケグモが見つかりました。関東地方でも普通種となるかもしれません。

ゴケグモ類の分布拡大により、関係機関への問い合わせが増えることと思います。そんな時にこのメーリングリストに入っておけば、最新の情報が得られます。年度途中の参加は無料ですから、ぜひご参加ください。

参加を希望される方は、
gokegumo@gmail.com
へ登録するメールアドレスから「ML参加希望」というタイトルのメールをください。


3: 2006-01-22 (日) 17:20:34 ソース 4: 2013-08-21 (水) 22:06:37 ソース
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* クロゴケグモの解説 [#scef08dd] * クロゴケグモの解説 [#scef08dd]
-これまでわかっている情報をできる限り紹介します。+これまでわかっている情報をできる限り紹介します.
-クロゴケグモの学名は、'''Latrodectus mactans''' (Fabricius, 1775) です。+クロゴケグモの学名は,'''Latrodectus mactans''' (Fabricius, 1775) です.
-セアカゴケグモの探索の過程で1995年12月11日に滋賀県山東町で採集された1頭(雌幼生)は、クロゴケグモでした。米国からの貨物の置場で、パレットについて1頭のみが上陸したと思われます。+セアカゴケグモの探索の過程で1995年12月11日に滋賀県山東町で採集された1頭(雌幼生)は,クロゴケグモでした.米国からの貨物の置場で,パレットについて1頭のみが上陸したと思われます.
-北米では、オレゴンとニューヨークの緯度まで分布しており、家屋、屋外建築物、くず、ゴミ山のあたり、通常は物の下に生息します。単独でくらす傾向があります(Kaston, 1952; Levi et al., 1968)。Thorpら(1976)によると、飼育下で2年以上生存の例があります。+北米では,オレゴンとニューヨークの緯度まで分布しており,家屋・屋外建築物・くず・ゴミ山のあたり,通常は物の下に生息します.単独でくらす傾向があります(Kaston, 1952; Levi et al., 1968).Thorpら(1976)によると,飼育下で2年以上生存の例があります.
-腹部には剛毛が少ない特徴があります。腹部の斑紋は変異が大きく(McRone et al., 1966)、メキシコ西部の個体群では幼生も成体も明るいすじを持つことが多いですが、同じ卵嚢から生まれた幼生の間でも異なることがあります。孵化した幼生は白色ないしピンク色をしていますが、成長するにつれてだんだん黒くなります(小野、1993)。腹部の下面には一つの砂時計型の赤い紋を持つが、不明瞭な個体もあります。+腹部には剛毛が少ない特徴があります.腹部の斑紋は変異が大きく(McRone et al., 1966),メキシコ西部の個体群では幼生も成体も明るいすじを持つことが多いですが,同じ卵嚢から生まれた幼生の間でも異なることがあります.孵化した幼生は白色ないしピンク色をしていますが,成長するにつれてだんだん黒くなります(小野, 1993).腹部の下面には一つの砂時計型の赤い紋を持つが,不明瞭な個体もあります.
-卵嚢は茶色で紙質です(Levi et al., 1968)。一つの卵嚢には200〜300卵が含まれ、卵は直径1mm弱です(小野,1993)。+卵嚢は茶色で紙質です(Levi et al., 1968).一つの卵嚢には200〜300卵が含まれ,卵は直径1mm弱です(小野, 1993).
-雌は毒性が強く、死亡率が5%という報告もあります。北米南部〜メキシコで被害の報告が多いようです。メキシコでは10名咬まれると1名が死亡すると言われています。アメリカでは1973年までの14年間に1726件の咬傷例があり、55名が死亡しました(小野、1993)。クロゴケグモでは、咬まれると、症状は体質によって様々で、多くの場合は数日から数ヶ月の静養で回復しますが、人によっては14〜32時間後に死に至ります。大人より幼児や小さな子供が死亡する確率が高いようです(西川,1976)。+雌は毒性が強く,死亡率が5%という報告もあります.北米南部〜メキシコで被害の報告が多いようです.メキシコでは10名咬まれると1名が死亡すると言われています.アメリカでは1973年までの14年間に1726件の咬傷例があり、55名が死亡しました(小野, 1993).クロゴケグモでは,咬まれると,症状は体質によって様々で,多くの場合は数日から数ヶ月の静養で回復しますが,人によっては14〜32時間後に死に至ります.大人より幼児や小さな子供が死亡する確率が高いようです(西川, 1976).
-[[クロゴケグモ分布]]+[[日本国内のクロゴケグモ分布>クロゴケグモ]]
-[[ツヤクロゴケグモ解説]] +多種の解説:[[ツヤクロゴケグモ>ツヤクロゴケグモ解説]][[セアカゴケグモ>セアカゴケグモ解説]][[ハイイロゴケグモ>ハイイロゴケグモ解説]][[アカオビゴケグモ>アカオビゴケグモ解説]]
- +
-[[セアカゴケグモ解説]] +
- +
-[[ハイイロゴケグモ解説]] +
- +
-[[アカオビゴケグモ解説]]+
[[ゴケグモ類を見つけたら]] [[ゴケグモ類を見つけたら]]
[[ゴケグモ類に咬まれたら]] [[ゴケグモ類に咬まれたら]]


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毒グモ騒動の真実 好評販売中!
目次
第1章 セアカゴケグモの発見と波紋
第2章 ゴケグモとはどのようなクモか
第3章 1996年以降の分布拡大
第4章 社会現象のとしての「毒グモ騒動」
第5章 外来生物としてのゴケグモとのつきあい方
第6章 クモと日本人

セアカゴケグモについては、死亡例もある毒グモということで、発見時点ではセンセーショナルな取り上げ方をされた。一方、分布の拡大が続いているにもかかわらずあまり報道されない現状もある。本書を読めば、具体的にどの程度の危険があるのか等の点も含め詳しい情報を得ることができる。また、巻頭には日本に侵入したゴケグモ類のカラー写真とそれを用いた検索があり、身近で見つけたクモがゴケグモ類であるか否か、ゴケグモであればどの種であるかを見分けることができる。...ゴケグモが見つかっているが、本書によって同定と落ち着いた対処(かまれないように注意する必要があるが、あまり神経質になるほどではない)を取ることができた。この巻頭の部分だけでも学校や公的な図書館に備える価値があると思われる。(教育関係MLより抜粋)


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