| 以前「セアカゴケグモ」とされていた八重山と台湾の個体群(池原・下謝名,1975;八木沼,1986)は、オーストラリア〜南太平洋諸国に分布の中心があるセアカゴケグモとは別種と考えられます。その分布域は確定していませんが、インドシナ半島にはこの種類が分布する可能性が高いと言われています。また、人為的な移動で混在していることも考えられます。八木沼(1986)には「セアカゴケグモ」の名称で台湾産の標本が図示されています。台湾では澎湖島から記録があり、本島には少ないようです。 | | 以前「セアカゴケグモ」とされていた八重山と台湾の個体群(池原・下謝名,1975;八木沼,1986)は、オーストラリア〜南太平洋諸国に分布の中心があるセアカゴケグモとは別種と考えられます。その分布域は確定していませんが、インドシナ半島にはこの種類が分布する可能性が高いと言われています。また、人為的な移動で混在していることも考えられます。八木沼(1986)には「セアカゴケグモ」の名称で台湾産の標本が図示されています。台湾では澎湖島から記録があり、本島には少ないようです。 |