次の地点で生息が記録されています.これ以外の情報をご存知の方,誤りに気付かれた方はどうか管理人[6]までお知らせください.昆虫情報処理研究会会員の場合は,本欄を直接修正してくださっても結構です.
地点 | メッシュコード | 年月日 | 発見者 | 性別・数 | 公表機関 | 出典 | 備考 | 報告者 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 住吉区長居東4丁目・JR職員住宅 | 5135-74ー21 | 1995[7] | 12 | 11 | 児童 | 1♀ | 大阪市 | 1995年12月12日付新聞各紙[8] | 大阪市初記録 | 清水裕行 |
2 | 東住吉区長居公園 | 5135-74ー21 | 2002[9] | 8 | 25 | 池田勇介 | 6♀・1♂・7幼体 | (オリジナル) | 標本は採集者が保管 | 池田勇介 | |
3 | 福島区海老江3丁目・淀川河川公園海老江地区 | 5235ー03-37 | 2003[10] | 5 | 28〜30 | 国土交通省近畿地方整備局 | 5成体 | 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所 | 清水裕行 | ||
4 | 淀川区・淀川河川公園西中島地区 | 5235-04ー60 | 2成体 | ||||||||
5 | 福島区海老江3丁目・淀川河川公園海老江地区[11] | 5235-03-37 | 2004[12] | 5 | 25 | 国土交通省近畿地方整備局 | 1個体 | 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所(報道発表856号)[13] | 2004年5月26日付新聞各紙 | ||
6 | 天王寺区味原町 | 5235-04ー02 | 9 | 26 | 住民 | 1個体 | (オリジナル) | 標本は大阪市立自然史博物館(OMNH)が保管 | |||
7 | 浪速区 | 5135-73-4*〜513-74ー3* | 2005[14] | 数個体 | 浪速区広報[15] | 複数ヶ所で発見・詳細不明 | |||||
8 | 中央区大阪城・大阪城公園 | 5235-04ー22 | 2006[16] | 6 | 4 | 村上協三 | 1♀・卵嚢1個 | (オリジナル) | 標本は採集者が保管 | 村上協三 | |
9 | 住之江区南港北1丁目・咲洲(さきしま)・大阪港国際フェリーターミナル | 5135-73ー63 | 7 | 6 | 金沢 至・清水裕行 | 1♀・卵嚢3個 | (オリジナル) | 標本は大阪市立自然史博物館が保管 | 清水裕行 | ||
10 | 中央区大阪城・大阪城公園天守閣付近 | 5235-04ー22 | 10 | 28 | 黒田あき・荒川真子・小池直樹・加村隆英 | 8♀・5♂・16未成熟個体・卵嚢14個 | (オリジナル) | 標本は小池・加村が保管 | 加村隆英 | ||
11 | 淀川区塚本1丁目地先・淀川河川敷(右岸) | 5235-03ー48 | 12 | 10・11 | 野球グランド利用者 | 70個体以上・卵嚢250個以上 | 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所(報道発表3107号)[17] | 2006年12月13日付新聞各紙[18] | 清水裕行 | ||
12 | 東住吉区湯里6丁目・湯里小学校 | 5235-74ー23 | 2010[19] | 3 | 12 | 太田吉臣・長倉立典 | 3♀ | (オリジナル) | 標本はOMNHで保管 | 金沢 至 | |
13 | 中央区 | 10 | 26 | 1♀ | 中央区[20] | 清水裕行 | |||||
14 | 此花区・市営バス酉島営業所 | 2012[7] | 10 | 14 | 乗務員 | 1個体 | 大阪市交通局[21] | 新聞各紙 | 車内 | ||
15 | 平野区瓜破南(うりわりみなみ)1丁目?・瓜破南大和川公園 | 5135-74-14 | 2013 | 9[22] | 6 | 住民 | 2個体 | 2013年9月7日付新聞各紙[23] | |||
16 | 長居公園 | 5135-74ー21 | 2014 | 5[24] | 18 | 清水裕行 | 2♀・卵黄2個 | (オリジナル) | |||
17 | 住之江区南港東[1〜9丁目] | 2022 | 10[25] | 5 | 港南造形高校生徒 | 港南造形高校動物研究同好会(2023)[26] | |||||
18 | 住之江区平林南[1・2丁目]・大和川河口[27] | 2023 | 8[28] | 7 |
備考
1.大阪城公園で発見されたセアカゴケグモの顛末
大阪城公園では,2006年に2回セアカゴケグモが発見されました.
1回目は,6月に公園の東部のJR「大阪城公園」駅寄りの区域で,2回目は10月に本丸で見つかりました.いずれも、「関西クモ研究会」の採集会の際に参加者が発見しました.東部区域では1個体だけが発見され,その後は多数のクモ学者が調査していますが,見つかっておりません.本丸では,約30個体が見つかり,後日,公園の職員による駆除が実施されました.これが功を奏したのか,以後は見つかっておりません.
2.セアカゴケグモは下記の都道府県[4]等で確認されています.また,大阪府内では全市町村で確認されております.
(This host) = https://www.insbase.ac